ウイルスに感染するとどんな影響があるのか?身体への影響と種類まとめ

ウイルス感染症の消毒・予防おさえておくべき基礎知識

新型コロナウイルスが流行して以来、人々にとって感染予防の意識は大きく変わりました。

特に新型コロナウイルスのようなウイルス感染対策が注目されています。

ウイルスはとても小さな物体であり、人や動物を介して感染します。

では、ウイルス感染症にかかってしまうと、人にはどのような影響があるのでしょうか。

この記事では、ウイルス感染症の概要とウイルスが人に与える影響についてご説明しています。

また、代表的なウイルス感染症についてもそれぞれわかりやすくまとめて解説しています。

これらのウイルスが身体に侵入するまでの感染経路を知ることで、予防行動につなげることができます。

そして、実践的なウイルス感染症の予防方法についても解説いたしました。

最後に特殊清掃業者にウイルス消毒作業を依頼する意味についても触れています。

個人でできる消毒方法との違いについて、知っていただけたら幸いです。

目次

ウイルス感染の影響イメージ

ウイルス感染症とは?

ウイルスは細菌の50分の1程度の大きさで、とても小さい物体です。

生物学上では「感染性微生物」という分類をされています。

ウイルスは細胞を持っていないため、人や動物の細胞内に入って生きており、細胞の中に入ると自分のコピーを作って増殖していきます。

ウイルスが増殖すると自身のDNAやRNAを細胞内に放出するため、本来細胞が持っていたDNAやRNAは正常に機能できません。

すると細胞は壊されて、人や動物の様々な機能に障害が起こります。

これが一般的にいう「ウイルスに感染した状態」です。

ウイルスは性質が細菌と異なるため、抗生物質などの抗菌薬は効果がありません。

また、抗ウイルス薬は抗菌薬に比べて種類が少ないことも、ウイルス感染が厄介な理由となっています。

ウイルス感染症が人に与える影響

ウイルスはそれぞれ「決まった生物や細胞にのみ感染する」という特徴を持っています。

つまり、人にしか感染しないウイルスもいれば、特定の動物にしか感染しないウイルスもいるのです。

そして、ウイルスは同時に「特定の細胞にのみ感染する」という特徴もあるため、人に影響を与える臓器や器官はある程度、決まっています。

そこでこの章では、臓器や器官別にウイルスが人に与える影響をまとめました。

ウイルスが呼吸器系に与える影響

呼吸器系はウイルスが最も多く感染する臓器や器官です。

有名なのは風邪(感冒ウイルス)で、咳・痰・鼻汁といった症状はすべて呼吸器系に起きている症状です。

他にはインフルエンザや肺炎なども、ウイルスが呼吸器系に感染していることで起きています。

呼吸器系にウイルスが感染すると、体内に十分な酸素を供給できない状態となって死に至る可能性もあります。

ウイルスが消化管に与える影響

ウイルスが消化管に与える影響として代表的なものは、ウイルス性胃腸炎です。

ウイルス性胃腸炎は、ウイルスが胃腸に侵入して働きを阻害することにより、嘔吐・下痢・発熱・腹痛などの症状が現れます。

細菌性胃腸炎は夏に発生しやすいことに対し、ウイルス性胃腸炎は秋から冬にかけて流行するのが特徴です。

ウイルスの種類としては後ほど詳しく解説する「ノロウイルス」「ロタウイルス」が該当します。

ウイルスが肝臓に与える影響

ウイルスが肝臓に与える影響は、急性ウイルス性肝炎です。

肝炎を引き起こすウイルスは主にA型・B型・C型・D型・E型の5種類あります。

感染した場合、食欲不振・吐気・嘔吐・発熱・腹痛などの症状が現れます。

基本的に特別な治療をしなくても回復しますが、重症化する可能性もあるため、医師の診察と血液検査は欠かせません。

ウイルスが神経系に与える影響

ウイルスが神経系に与える影響としては、脳や脊髄にウイルスが感染し、脳炎や髄膜炎を引き起こすことです。

ウイルスは一般的に血流によって運ばれ、脳や脊髄に辿り着きます。

脳炎や髄膜炎が起こると、発熱・頭痛・けいれん発作などの症状が現れます。

その場合、脳のMRIや腰椎穿刺などで検査を行い、抗ウイルス薬で治療することが必要です。

ウイルスが皮膚に与える影響

ウイルスが皮膚に与える影響で代表的なものは水痘で、特に小さい子どもに起こりやすい病気です。

水痘が起こると、かゆみのある特徴的な発疹や皮膚のただれが見られます。

他にも発熱や食欲低下が見られます。

定期予防接種もあり、ほとんどのケースで完全に回復しますが、感染力が強いウイルスなので注意が必要です。

ウイルスが子どもに与える影響

子どもが感染しやすいウイルスの種類としては、ジカウイルス・風疹ウイルス・サイトメガロウイルスがあります。

これらは妊娠中の母親が感染し、そのまま胎内・産道・母乳経由で胎児にも感染するウイルスです。

きっかけは元々お母さんが妊娠前からウイルスを持っていたケースもあれば、妊娠中に感染したケースまで様々です。

このような感染を「母子感染」と呼びます。

ウイルス感染症の症状イメージ

主なウイルス感染症の種類

ウイルスが人の様々な臓器や器官に影響を与えることはご理解いただけたかと思います。

先ほどの章で、「ウイルスには種類があり、決まった生物や細胞にのみ感染する」と書きました。

そこでこの章では、人に影響を与える主なウイルス感染症についてご説明いたします。

ウイルス感染症⑴:ノロウイルス感染症

ノロウイルス感染症とは、人の腸管内に感染して急性胃腸炎を引き起こすウイルスです。

主に冬場に発症し、12〜2月にピークを迎えます。

乾燥や熱にも強いため長期生存が可能で、感染力が強いこと、数多くの感染経路が存在することから要注意とされているウイルスです。

ノロウイルスを消毒しようと思うと、通常のアルコール消毒では効果がありません。

なぜなら、ノロウイルスは「ノンエンベロープウイルス」といって、アルコール消毒に対する抵抗性が強いウイルスだからです。

そのため、ノロウイルスの消毒には「酸性アルコール消毒剤」が使われます。

ウイルス感染症⑵:インフルエンザ

インフルエンザは人の呼吸器系に感染して、咳・喉の痛み・発熱・全身のだるさといった症状を引き起こします。

重症化すると肺炎・気管支炎・急性脳症などといった合併症を引き起こす恐ろしいウイルスです。

インフルエンザは咳やくしゃみなどの飛沫を通じて感染します。

主に冬場に発症し、12〜2月にピークを迎えます。

インフルエンザウイルスには消毒に対する抵抗性が弱いため、アルコール消毒や次亜塩素酸ナトリウム水溶液などの消毒剤が効果的です。

ウイルス感染症⑶:ヘルバンギーナタイト

ヘルバンギーナとは、「コクサッキーウイルス」というウイルスによって引き起こされるウイルス感染症です。

主な症状は、発熱・喉の腫れと痛み・水疱です。

乳幼児に起こりやすい感染症となっており、咳やくしゃみなどの飛沫や唾液・鼻水が付着した持ち物から感染します。

ヘルバンギーナは夏場に起こりやすいウイルス感染で、6〜7月がピークです。

ヘルバンギーナを引き起こすコクサッキーウイルスは、ノロウイルスと同様にエンベロープを持たないウイルスですので、アルコール消毒は効果がありません。

ただし、熱への抵抗性は持ち合わせていないため、熱湯(100℃のお湯で15分程度)によって消毒が可能です。

ウイルス感染症⑷:手足口病

手足口病はヘルバンギーナと同様、コクサッキーウイルスによって引き起こされるウイルス感染症で、主に乳幼児の間で流行します。

感染すると起こる症状は、口内炎・口の中や手足に水ぶくれ状の発疹が見られます。

感染のピークとなる時期・感染経路・消毒方法については、ヘルバンギーナと同じコクサッキーウイルスであるため、同様に6〜7月がピーク・接触感染・熱湯消毒が効果的です。

ウイルス感染症⑸:ロタウイルス感染症

ロタウイルス感染症は、人の腸内に感染して急性胃腸炎を引き起こす感染症です。

ノロウイルス感染症に比べて、下痢や嘔吐の症状が激しいといった特徴があります。

成人・小児ともに感染しますが、成人は軽症で済むことが多く、小児では入院が必要となるケースもあります。

ロタウイルスは毎年2〜3月にかけて流行しています。

消毒方法については、ロタウイルスもノロウイルスと同様にノンエンベロープウイルスとなるため、アルコール消毒は効きません。

そのため酸性アルコール消毒剤を使って消毒を行います。

ウイルス感染症⑹:咽頭結膜熱(プール熱)

咽頭結膜熱とは、アデノウイルスというウイルスが喉や目に感染して炎症を引き起こす感染症です。

症状としては発熱・喉の痛み・結膜炎があります。

夏の7〜8月に流行し、プールの水を介して感染することから「プール熱」とも呼ばれ、集団感染の可能性もあることから学校などでは要注意とされている感染症です。

プールの水を介した接触感染以外にも、感染者の咳やくしゃみなどの飛沫から感染するケースもあります。

アデノウイルスの消毒には、アルコール消毒や次亜塩素酸ナトリウム水溶液が効果的です。

ウイルス感染症⑺:新型コロナウイルス

新型コロナウイルスは、2020年世界中で感染を巻き起こしたウイルスです。

感染したとしても多くの方は咳や発熱などの軽症で収まることが多いです。

しかし、一部の高齢者や糖尿病をお持ちの方には、肺炎を急速に悪化させて人工呼吸器が必要になるほど重症化させるウイルスとなります。

70歳以上の高齢者では、感染者のうち10%程度の方が数週間以内に亡くなるというデータも出ています。

症状はインフルエンザと似ていますが、インフルエンザと異なる点はワクチンや特効薬がないことです。

感染経路としては「クラスター」と呼ばれる集団感染が話題となっており、以下の3密を防ぐことが課題とされています。

・密閉:換気が悪い

・密集:多くの人が集まる

・密接:近くで会話する

新型コロナウイルスの消毒方法においては、消毒に対する抵抗性が弱いため、アルコール消毒や次亜塩素酸ナトリウム水溶液などの消毒剤が効果的です。

ウイルス感染症の感染経路イメージ

ウイルス感染症の感染経路

感染が起こるには、ウイルスが人の体内に侵入することが必要です。

そのため、事前に感染経路を把握しておきウイルスの侵入を防ぐことで直接的なウイルス感染予防につながります。

主な感染経路としては、以下にご紹介する3種類です。

それぞれ順番に解説いたします。

感染経路⑴:接触感染

感染経路1つめは接触感染です。

接触感染には2種類あり、直接的にウイルスに触れる場合と、間接的にウイルスに触れる場合に分かれます。

直接的にウイルスに触れるというのは、感染者から排出された唾液や体液に直接触れてしまい、そこにウイルスが含まれていた場合です。

間接的にウイルスに触れるというのは、ドアノブ・手すり・便座・ボタンなど不特定多数の人の手が触れるような場所にウイルスが付着しており、そこから皮膚や粘膜を通じて感染する場合です。

接触感染するウイルスは、ノロウイルス・ロタウイルス・インフルエンザウイルスがあります。

接触感染を防ぐ方法として効果的なのは、以下の3っになります。

・手洗い

・個人防護具(医療機関など感染リスクが高い場合)

・多くの人が触れる場所の清掃、清拭、除菌

感染経路⑵:飛沫感染

感染経路2つめは飛沫感染です。

これは、咳やくしゃみなどをした際に、鼻や口から吐出した細かな水滴をさします。

この細かい水滴を「飛沫」と呼び、人の口や鼻から体内に侵入します。

この到達した飛沫にウイルスが含まれていた場合に感染となります。

飛沫は1mほどの距離を浮遊するため、人から人への感染は十分に起こりえます。

飛沫感染するウイルスは、新型コロナウイルス・インフルエンザウイルス・風疹ウイルスなどです。

飛沫感染を防ぐ方法として効果的なのは、以下の3っになります。

・マスクの着用

・ゴーグルやフェイスシールドの着用(医療機関など感染リスクが高い場合)

・ソーシャルディスタンスを保つ

感染経路⑶:空気感染

感染経路3つめは空気感染です。

空気感染は飛沫よりもさらに小さい「飛沫核」という物質を通じて感染することを指します。

飛沫核は飛沫の中から水分が蒸発した後に残る小さな粒子のことで、空気感染は別名「飛沫核感染」とも呼ばれます。

飛沫核は直径5μmより小さく、長時間空中を浮遊することができるのです。

飛沫核はくしゃみなどで勢いよく飛び出した場合、10m離れていても感染する可能性があるといわれています。

そのため、空気感染するウイルスに対しては同じ空間にいるだけで感染する危険性があるといえるでしょう。

空気感染するウイルスは、麻疹・結核・水痘などです。

空気感染を防ぐ方法として効果的なのは、以下の3っになりますが、実際の生活では空気感染ウイルスを予防することはかなり困難となります。

・N95マスクなどの高性能ろ過マスクを着用する

・ワクチンの接種

・患者を陰圧室(飛沫核が外に出ないように空調設備がされた部屋)に隔離する

ウイルス感染症の予防行動イメージ

ウイルス感染症の予防行動

これまでご紹介してきたとおり、ウイルスは目に見えない物質であるため、私たちが確実に侵入を防ぐことはできません。

しかし、毎日の生活の中で予防できることはたくさんあります。

そこでこの章では、一個人ができる感染予防行動を6つご紹介します。

感染予防行動⑴:衛生的手洗い

手洗いによって、多くのウイルスが体内に侵入するのを防ぐことができます。

理由としては感染症の原因となるウイルスの多くは、手を介して体内に侵入することが多いからです。

例えば、風邪やインフルエンザなどのウイルスは、ドアノブ・電車のつり革・手すりなどに付着したウイルスに触れてしまうことで体内に侵入します。

つまり、様々なウイルス感染症を防ぐためには、手洗いは非常に効果的な手段なのです。

帰宅時・食事前・トイレ後はもちろんですが、不特定多数の人が集まる場所に行った際には、こまめに手洗いをするよう心がけましょう。

正しい衛生的な手洗いの方法は、以下の手順となります。

⑴:流水で手をぬらす

⑵:石鹸をつけて、手のひら同士をよくこする

⑶:片方ずつ手の甲をよくこする

⑷:片方ずつ指先と爪の間をよくこする

⑸:指の間をよくこする

⑹:親指を手のひらでねじり洗いする

⑺:片方ずつ手首をよくこする

感染予防行動⑵:アルコールによる消毒

アルコール消毒によっても、多くのウイルスから感染を防ぐことができます。

その理由は、アルコールによって多くのウイルスがもつ「エンベロープ」という脂質でできた膜を破壊することができるからです。

ただし、先ほどもご紹介したように、ノロウイルスやロタウイルスなど一部のウイルスはエンベロープを持っていません。

そのため、アルコール消毒は、エンベロープを持っているウイルスにのみ効果がある手段です。

厚生労働省は手洗いの後にアルコール消毒は不要と報告しています。

手洗いが行える場合はアルコール消毒をする必要はありませんが、出かける場所によっては頻繁に手洗いをすることはできません。

そのような場合に手軽に持ち運べるアルコール消毒はウイルス感染予防に便利なのです。

感染予防行動⑶:熱湯による消毒

人に対しては行えませんが、熱湯による消毒もウイルス感染予防には効果的です。

その理由は、多くのウイルスは熱によって死滅するからです。

ウイルスは基本的に40℃以上で死滅します。

インフルエンザなどのウイルス感染症にかかった時に発熱するのは、身体がウイルスの増殖を防ごうとしてウイルスの苦手な環境となるよう温度調節をしているのです。

熱湯消毒は特に食器や箸などを消毒する際に効果的であり、手順としては「80℃の熱湯に10分間つけておくこと」これでほとんどのウイルスを死滅させることができます。

感染予防行動⑷:次亜塩素酸ナトリウムによる消毒

次亜塩素酸ナトリウム水溶液による消毒も、多くのウイルス感染症を防ぐのに効果的です。

テーブルやドアノブなどのウイルスが付着しやすいものではあるが、かといって熱湯をかけるわけにもいかないようなものの場合、特に有効といえるでしょう。

消毒の手順としては、市販の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を濃度が0.05%となるように水で薄めます。

薄めた次亜塩素酸ナトリウム水溶液で対象物を拭いて、その後水拭きを行います。

水拭きが必要な理由は、次亜塩素酸ナトリウム水溶液を使って拭いたものが変色や腐食してしまうことを防ぐためです。

ちなみに後に紹介する「次亜塩素酸水」は名前は似ていますが別物ですので、ご注意ください。

感染予防行動⑸:界面活性剤による消毒

消毒手段として、界面活性剤も有効です。

界面活性剤とは「物質の面に作用して、性質を変化させる物質」の総称です。

界面活性剤の原理ですが、分子には水に馴染みやすい「親和性」と油に馴染みやすい「親油性」の2つの特徴が存在します。

界面活性剤はこの2つの構造変化を利用して、汚れを落とす物質として世の中で利用されており、その中で代表的なものは石鹸です。

界面活性剤を使用することで、ウイルスの膜を破壊し無毒化することができます。

使用方法は製品によって異なります。

感染予防行動⑹:次亜塩素酸水による消毒

次亜塩素酸ナトリウムと同様の使用用途として、次亜塩素酸水による消毒も効果的です。

次亜塩素酸水は次亜塩素酸を主成分とする酸性の液体です。

この酸化作用によってウイルスを破壊し、無毒化することができます。

先ほどご紹介した次亜塩素酸ナトリウム水溶液とは名前と使用できる対象物は似ていますが、性質は大きく異なります。

1番の違いは、次亜塩素酸ナトリウム水溶液はアルカリ性で漂白作用が特徴的なことに対し、次亜塩素酸水は酸性で殺菌に対する効果が高いこと。

また、次亜塩素酸水は様々なウイルスに対して消毒効果がありますが、使用する際には「汚れをあらかじめ除去しておくこと」が必要です。

なぜなら、次亜塩素酸水は、汚れの多い場所では効果が減少してしまうからです。

そのため、使用する際は対象物の汚れをよく落としてから次亜塩素酸水を使って拭き掃除をし、最後にきれいな布やペーパータオルで拭き取ります。

ウイルスの消毒作業風景イメージ

特殊清掃業者に消毒作業を依頼する理由

個人でできるウイルス感染予防行動は先ほどご説明したとおりですが、それでもやはり個人でできる対策には限りがあります。

実際問題、十分な消毒知識を持ちえないまま消毒を行ったところで、正しい消毒ができている保証はありません。

そこでこの章では、特殊清掃業者に消毒依頼をする意味についてご説明します。

消毒依頼の理由⑴:個人でできる予防行動は限られているから

特殊清掃業者に消毒を依頼する理由1つめは、個人でできるウイルス感染予防行動は限られているからです。

手洗い・アルコール消毒・熱湯消毒など、一個人でもできることはたくさんあります。

しかし、それだけでは消毒効果が不十分なことも多いでしょう。

そのような場合に、さらに徹底した消毒効果の期待できる特殊清掃業者に消毒を依頼する価値は高いと考えられます。

消毒依頼の理由⑵:より安心な生活と営業活動を行うため

特殊清掃業者に消毒を依頼する理由2つめは、より安心して生活や営業活動を行うことができるからです。

消毒のプロに依頼をすることによって得られる精神的な安心感は大きいでしょう。

特に高齢者のいるご家庭や施設では、一般家庭でできる消毒では効果が十分なのか不安もあるのではないでしょうか。

専門知識と技術を持った特殊清掃業者に消毒を依頼することによって、より安心して生活や営業活動に励むことができます。

消毒依頼の理由⑶:特殊清掃業者ならではの技術

特殊清掃業者に消毒を依頼する理由3つめは、特殊清掃業者ならではの技術があるからです。

特殊清掃業者は消毒知識を十分に持ち合わせており、取り扱いにも慣れています。

また、特殊な器具なども使用できるため、素人が消毒を行うのとは効果に明らかな違いがあります。

特に不特定多数の人が出入りするような場所の消毒は、顧客からの信頼を得るために特殊清掃業者に消毒を依頼するところもあるようです。

まとめ

以上、ウイルス感染症の概要とウイルスが人に与える影響について、そして感染経路と予防方法、消毒業者に消毒作業を依頼する理由についてまとめました。

新型コロナウイルスが世の中に蔓延して以来、人々のウイルス感染予防に対する意識は高くなっています。

しかし、ウイルスは目に見えるものではないため、どこまで対策をしても安心できるものではありません。

この記事でウイルス感染予防に対する基礎知識は得ていただけたかと思いますので、あとはみなさん1人1人がウイルス感染予防行動をしっかり行っていきましょう。

そして、必要な場合は、特殊清掃業者に消毒の依頼をすることが効果的です。

どこまで個人で対処できるのか、どこから消毒の専門業者に依頼すればいいのかなどお困りごとなど何でもお問い合わせください。

弊社Kurashiの救助隊はお見積り・ご相談・キャンセル料も完全無料です。ぜひ一度、ご連絡ください。

コロナウイルス消毒・除菌・抗菌|Kurashiの救助隊 – 特殊清掃部隊

電話対応時間:24時間365日対応  TEL:0120-921-859

 

資料参照サイト:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000057701.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html
https://family.saraya.com/kansen/
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/